交通事故

トレーラー、トラックその他業務用車両の物損事故が発生した場合、どのような損害賠償請求ができるか、についてわかり易く解説しています。

1. 車両が全損した場合に請求できる損害とは
2. どのような場合に全損といえるか
3. 事故車両の時価額はどのように決まるのか
4. 全損以外の場合に車両について請求できる損害とは
5. 修理費用を算定する方法
6. 改造車両は改造部分の修理費用も損害賠償されるのか
7. 事故による修理歴による価値の低下（評価損）は損害賠償されるのか
8. 事故により代車が必要になった場合、代車料は損害賠償されるか。
9. 業務車両が事故により使用できなくなり売上・利益が減少し、休車損が発生した場合
   1. 休車損の計算方法
10. その他
11. 積荷の損害も賠償請求できる
12. 弁護士費用も請求できる
13. 自動車保険等に附帯する弁護士特約を使用すべき

業務のために運転していた際に交通事故が発生し、ドライバ―が負傷したり、荷卸しが原因となり負傷・病気になれば、事故の相手方に対する損害賠償請求と労災保険の問題が同時に発生します。

労災事故が発生した場合に会社がとるべき初期対応は以下のページで解説しています。

労災事故が発生した場合に会社がとるべき初期対応

しかし、交通事故が労災となる場合にドライバ―等の従業員がどの手続きを選択するべきかは、事故の相手方が自動車保険の任意保険に加入しているか否か、過失がどの程度かによって、労災保険、事故の相手に対する損害賠償請求（任意保険）、自賠責保険の被害者請求のいずれを選択するべきか非常に悩ましい選択となります。

必ず、こうした事故に精通した弁護士に相談しましょう。弁護士の選び方としては、「・業界に詳しい・相談者の立場に立って分析ができている・やり取りがスムーズに出来そう」かどうかをチェックしてみてください。